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VMDViewを使おう

SNSやIRCなどでは活動を続けていたものの、Blogではお久しぶりとなります。
ご無沙汰していてすみません。
さて、今回は新しく発表された
PMDエディタ 0.0.2.8MMDアクセサリ保管庫 - アップローダ小物版 251.zip)
に同梱されている「VMDView」というソフトについてです。

PMDエディタはご存知の方も多いと思いますが、MMD用のモデルデータを作成する為に、もはや必須とも言えるソフトになりました。
モデル作成に当たり、稼動部分の破綻やボーンとの連動などをチェックするために作られたのがこのVMDViewです。

ソフト名の通り、VMDデータ(Vocaloid Motion Data - MMDで使用するモーションデータファイル)を読み込み、作成途中のままでもPMDエディタと連動する事により動きの確認が出来るという優れものです。
VMDView_01
(MMDで標準保存されるpmmファイルとは別です)

さて、通常はこうしてPMDEditorと連動して使うものでもありますが、VMDViewは単体でも使用出来るソフトです。
モデリングをしなくても、このソフトは重宝するのです。

■まずは使ってみる
VMDView_02
ダウンロードし、解等するとこのようになっていると思います。
その中に「VMDView.exe」がありますので、そちらを起動してみてください。

VMDView_03
このようにMMD Ver3以降のように座標軸だけ表示されて何もない状態になると思います。
ここまでたどり着けなかった場合、環境や設定の問題があるかもしれませんので、付属のReadme.txtを読んで見てください。

さて、MMDと同じくまずはモデルの読み込みが必要となります。PMDEditorとの連動時は、作業中のPMDモデルが表示されたりしますが、単体起動の場合はモデルの選択からとなります。
VMDView_04
これを選択し、ファイルダイアログからモデルを呼び出して下さい。
通常はMMD本体が呼び出しているフォルダ「Model」フォルダを探して、そこから好きなモデルファイルを呼び出してみましょう。
VMDView_05
はい、モデルの読み込みに成功しました。ここまではMMDでの手順とほぼ同じですね。
次にVMD(モーションデータ)を呼び出します。
VMDView_06
同じようにファイルメニューから呼び出す事ができます。
もし手元に手ごろなVMDファイルが無い場合は、VPVP Wiki - モーションデータのページに公開されているものが多くありますので、そこから拾ってきて下さい。
モデルと同じく、ファイルダイアログから呼び出す事により、モデルにモーションを適用させることができます。
あとは下にある再生ボタンを押せば、動きが見れる筈です。

画面内の任意の場所を右ドラックする事によりアングルを変えたり、スクロールホイールでズームができたりと基本的な操作はMMDやPMDEditorと同じです。
再生しながらぐりぐり動かすこともできます。

■各機能説明
VMDView_07

・「再生」ボタン
モーションを再生します。再生中は「停止」ボタンとなり、再生を止めたい場合はこのボタンを押します。

・スライドバー
動画再生と同じく任意の場所に移動させることができます。

・演出モード
カメラ・照明を連動させるかどうかのチェックボックスです。チェックを入れるとカメラワーク・照明も連動することができます。
MMD Ver2以前のvmdであればカメラ・照明データも同じvmdファイルに登録されている事があります。
また、後述しますが、モーション・カメラ・照明を個別のvmdファイルからそれぞれ呼び出す事も出来ます。

・フレーム指定(演出モード横の数値入力)
スライドバーだけではなく、任意のフレームを直接数値入力で指定することもできます。

・開始/終了フレーム(スライドバー横の数値入力)
再生範囲を任意で設定できます。左側が開始フレーム、右側が終了フレームとなります。

・現在位置から開始
現在表示している場所からの再生となります。最終フレームだった場合は、最初からの再生となります。

・繰り返し
チェックを入れるとリピート再生となります。

・表示設定
VMDView_08VMDView_09
基本的にはMMDの持つ機能とほぼ同じです。
違うのは、初期状態の背景色が白ではなく黒になっているところくらいです。
背景色・照明色・環境色それぞれの設定は、MMDのように赤・青・緑のスライダではなく、Windowsカラーピッカーで直接色を選ぶ形となります。
照明方向の設定はMMDと同じ。
パースペクティブの設定もMMDと同じです。標準は45になっています。
表示サイズはモデル自体の拡大・縮小ができます。

・エッジ幅
MMDと同じくエッジ幅を変更する事ができます。標準は1.0です。

・Toon表示
主にPMDEditorとの連動時に使用します。トゥーンの表示・非表示の設定、トゥーンの再読込などができます。

・アンチエイリアス
エッジのギラギザを和らげる機能です。VMDViewではグラフィックボードの設定変更無しでアンチエイリアスが掛けられます。
OFF/x2(2倍)/x4(4倍)のいずれかを選択します。
グラフィックボードの種類によって表示速度が遅くなったり処理が重くなったり、場合によっては表示されなくなる場合もありますので切り替えてみて下さい。
標準ではx4に設定されています。

・VMDリスト表示
これについては後述します。

・情報メニュー
VMDView_10

・動作状態
現環境での動作状態を表示します。不具合を報告する時に付け足すと便利です。
また、うまく動作しない場合のTipsも書いてありますので参考にして下さい。

・VMD表示
現在読み込んでいるvmdデータのファイル名を表示するかしないかの選択ができます。

・FPS値表示
設定FPS値と再生中FPS値を表示するかしないかの選択ができます。

・30FPS/60FPS
毎秒30コマ表示ないし60コマ表示のどちらかを選択することができます。
再生時にコマ落ちしたりする場合は30にしてみて下さい。
モデルの複雑さ(ポリゴンや頂点数)によって重い場合もあります。

・ファイルメニュー
VMDView_11

・PMDモデル読み込み
先述の通り、任意のPMDファイルを読み込みます。

・VMDモーション読み込み
先述の通り、任意のVMDモーションファイルを読み込みます。

・VMD個別読み込み
モーション/カメラ/照明それぞれを別ファイルから呼び出す事ができます。
Aというモーションファイルからモーションのみを、Bというモーションファイルからカメラだけを、Cというモーションから照明だけを呼び出す事ができます。

・VMDモーション全て初期化
呼び出したモーションを全てクリアします。元のファイルに変更はされません。

・モーション個別初期化
モーション/カメラ/照明それぞれを個別に初期化できます。

・現状の形状でモデル保存
表示されている現状のポーズでモデルが保存されます。
標準ではモデル名の後に「_形状変更」という名前が付け加えられています。

■なぜVMDViewなのか
さて、長々と機能説明をしましたが、モーションを見るだけならMMDでもいいじゃんという事もあるでしょう。
VMDViewの最大の利点はモデルの編集を行いながらモーションを適用してポリゴンや頂点の破綻やボーンとの連動具合を見れる事ではあります。
モデルを保存し、MMDで呼び出してという手間が省けます。
モデラーにとっては大きいですが、普通にVMDを見る場合でも手間が省けています。
MMD上でやると、モデル呼び出し→モーション呼び出し→クリアの繰り返しとなりますが、VMDViewでは一度モデルを呼び出してしまえば、次々にVMDを切り替えられるところです。
そこで便利な機能がVMDリスト機能です。

■VMDリスト
VMDView_12
VMDリストとはVMDを複数呼び出しておき、切り替えてモーションを見る事が出来る機能です。
呼び出したVMDをリスト化し、リストをダブルクリックするだけでモーションの切り替えが出来るようになっています。
モデラーから見れば、より多くのモーションに適用する為のポリゴン/頂点調整の役に立ちますし、モデラーじゃない人であれば、ネットから拾ってきたモーションを一気に見たり、自分で作ったライブラリの管理をする為に多くのモーションファイルから探し出す、といった使い方もできます。

このような使い方はMMD上でもできないことはないですが、煩雑な作業が必要となります。
MMD上で適用する前に、このVMDViewで確認してから呼び出すという前準備が出来るというところも大きいです。

・ファイルメニュー
VMDView_13
・VMD追加
VMDリストにVMDファイルを追加する時はここを選びます。

・標準リストを上書き保存
VMDViewでは標準リストというものがあります(dataフォルダ→VMDリスト.txt)
起動時に呼び出すリストなので、よく使うvmdはこちらで上書きしておくと便利です。
VMDリスト.txtは標準テキストなので自分で直接書き込んでもOKです。
(1行にフルパスのアドレスを書くだけです)

・リストの別名保存
標準リストとは別にしたい場合、これで保存します。

・再読み込み
標準リストを再読込します。
起動中にテキストを直接変更した場合などはこちらで再読込してください。

・リストから追加読み込み
他のリストからVMDリストを追加したい場合はこちらを使います。

※基本的にVMDViewでは読み込めるファイルを直接D&D(ドラッグ&ドロップ)で呼び出す事もできます。VMDなど複数ファイルを一気読みさせることも可能です。

■ネットリソースの最大活用
MMDがこの一年で大きく発展したのは、MMD本体の進化もありますが、PMDEditorをはじめとした様々なサードツールの開発、そして数多くのユーザーによるデータ資産の公開と共有があるからこそです。
モーションについても同じで、多くの方がネットで公開されています。
自前のホームページやアップローダーなどに分散はしているものの、VPVP Wikiではその殆どを網羅されていると思われるリンクがあります。
またこれらを活用して動画を作成している人も数多く居ます。
こうした資産をより管理しやすく、そして楽しむためのツールとしてVMDViewは優れたソフトです。
もちろん、PMDEditorと連動させることで威力はもっと発揮されますが、モデリングできない人でもこのソフトは有効であるという事をこの記事に示したかったのです。

また現在、公開準備中ではありますが、「Motion Library Project」(モーション・ライブラリー・プロジェクト)を進めております。
これはモーションの断片をライブラリー化し、組み合わせることによりダンスないしキャラクターの動きを楽しめるといったものを目指して進めております。
(但し、単純に繋げただけでは動きに破綻が起きます。ある程度の修正を前提としたライブラリーとなります)
これらの資産を活用するに当たり、多くのライブラリーファイルから選択する為にこのビューワーを使ったり、別なモデルにモーションを適用したらどうなるかを事前に見る事が出来たりします。

■最後に
なりましたが、ソフトを開発してくださった極北P、PMDEditorの元祖ともいわれるMmdMaterial/MmdEraseを開発したナグアダさんに感謝致します。
PMDEditorにはreadme.txtが添付されています。
これはPMDEditorのマニュアルともなっています。
高機能なだけに凄い文量となっていますが、必ずご一読下さい。
(このソフトに限らずですが、付属ドキュメントを作るというのはかなりの苦労です。是非ともダウンロードした後にreadme.txtなどを見つけたら読みましょう)

リテラシーを強要する訳ではありませんが、データを借りた場合や使わせてもらった場合は感謝の念をどこかに表明するといいかもしれません。
神に祈るまで大袈裟なものは必要ありませんが、窓から顔を出して「ありがとー!」と作者の方角へ叫ぶと、近隣の方が誰かを呼んでくれるかもしれません。
ちなみに、私の家から樋口家の方角にはデパートがあり、あにまさ家の方角にはビル群が聳え立っており、その声は届きません。

とそんな訳で、相変わらず長いエントリーとなりましたが、ここまで読んだ方にはお疲れ様と感謝を。
是非ともVMDView使ってみて下さい。

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かんな

Author:かんな
ニコニコ動画などでMMD動画をうpしてるしがないユーザーの一人。
ブロマガ版みくだん
連絡先:mikudan3939葱gmail.com
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